2007-05-14

GdI07: Stage 1-2

母の日 + 父親の誕生日で横浜の実家に帰省していたのでちゃんと観てない。

Stage 1: TTT: Caprera - La Maddalena, 25.6km

初日は Team Time Trial。でも 10% の登り勾配あり、タイトコーナーの降りありとコースがテクニカルでチーム・タイム・トライアルのメリットがあまりないと云われていたコース。当日は風も強く、じっさいにノーマルバイクやノーマルホイールを選択するチームや選手もいた。

んで、レース。大本命は TT 世界チャンピオンの Fabien Cancellara、米国ナショナルチャンピオンの David Zabriskie を擁し、チームとしてもチーム・タイム・トライアルを得意とする CSC。あとひとりナショナルチャンピオンがいたみたいだけど、だれだったんだろう? →調べた。Kurt-Asle Arvesen (NOR) だ。CSC は当然のように暫定 1 位を獲る。

ところが総合を狙う気はないと公言している CSC のトップタイムを 17 秒のアドヴァンテイジで塗り替えたのは、過去に Giro を 2 回獲ったものの、昨年は花粉症に悩まされたエース Paolo Savoldelli 擁する Astana。モティヴェイションの違いを見せつけた。サヴォ個人だったらこのコースを獲るのは納得できるけど、Astana ってテクニカルなタイムトライアルも得意なのか、それともサヴォひとりでチームを引っ張ったのか。このあいだスタートリストを眺めたときに見逃したけど、あっさん出てるのか。同郷顔のあっさんも応援しちゃおうかな。

さらにさらに、この Astana のタイムを 13 秒のアドヴァンテイジで Liquigas が塗り替える。某実況では Di Luca がパンツを後ろ前にはいてるとか云ってたけど、TT 用スキンスーツはワンピースだし、肩のデザインも微妙にちがうし、Ex-Pro Tour Leader (こんないいかたするのかな?) 仕様だし、ただ単にデザインの違うだけなんじゃないだろうか。てかビブショーツじゃなくてふつうのレーパンでも前後逆にはくのは違和感ありまくりだと思う。

ところがふつうここでエースの Di Luca をトップにゴールするはずが、Enrico Gasparotto がトップでゴールしちゃった。当然マリア・ローザは Gasparotto が着ることに。本人はうれしそうだけど、チームに不和がおこらなければいいけれど。

Discovery と T-Mobile は、それぞれ Lance、Ulrich がいたときはチームタイムトライアルは CSC と競るくらいの勢いがあったけど、今はすっかり精彩を欠いてしまっている。TMO は Rogers も Gonchar も出ていないのが影響しているのかも。DSC はエース Yaroslav Popovych を落車させてしまった。

Stage 2: Tempio Pausania - Bosa, 205km

平坦ステージとはいえ、2 級山岳を含むコース。スプリンターを擁する各チームは、いかにエースをゴールまで運ぶかが鍵になる。
  1. Milram Train
  2. Petacci 発射
  3. McEwen ただ乗り
なんかいつもこのパターンすぎて、もっとがんばれよ > Milram プロ・ツアー・チームでもこれだけ美しい列車を組めるチームはないのに、結果がともなわないのは悲しすぎる。大切な牛乳列車要員、Fabio Sacchi 隊長も、Marco Velo も出場していないのがイタいのか。

おぉっ!! あっさん着にからんでるじゃんっ。スプリンターだったのか。

Gream Brown (AUS, Rabobank)、Giro 初出場の Thor Hushovd (NOR, Credit Agrecole) はとちゅうの山岳で大きく遅れてしまい、ゴールスプリントにからむことはできず。

マリア・チクラミーノは McEwen。ボーナスタイムを得たのか? マリア・ローザは Liquigas チーム内で移動し、 Di Luca の手に渡る。このステージ、Bettini が Petacci をおさえて 2 位に入っている。McEwen がとちゅうリタイヤすることを見込んで、チクラミーノ連覇を狙っているのかも。

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