2007-06-01

GdI07: Stage 13-14

Stage 13: Biella - Santuario Di Oropa, 12.6km

ポポが DNS。

山岳タイムトライアル。クロノマンよりも、クライマーのほうが分があるかも? といわれるステージ。標高差 727m、最大斜度 13% を 12.6km かけて駆け上がる。

よって選手はノーマルバイクにノーマルホイール、ノーマルハンドル、ノーマルヘルメットでスタートする。選手によってはショートリーチの DH バーをつかっているのもいた。

ザブやんが平地野郎だと思っていたのはオレの勘違いで、moritaku_bear さんに云わせれば、「TTスペシャリストだが山岳もいける」なのだそうだ。そのサブ、チームとしては平地用バイクとして用意している Soloist Carbon にディープリム、ショートリーチ DH バーをチョイス。某巨大掲示板では「食い倒れ人形」とよばれるザブ、前走者 2 名をパスして暫定 1 位。

今大会、山岳ステージですばらしい走りを見せる Leonardo Piepoli (ITA, Saunier Duval - Prodir) がその暫定 1 位を 18 秒上回ってゴール。Franco Pellizotti (ITA, Liquigas)、Stefano Garzelli (ITA, Acqua e Sapone - Caffe Mokambo) もすばらしい走りを見せ、ザブの直後に続く。

イタリア TT チャンピオンの Marzio Bruseghin (ITA, Lampre - Fondital) が目の覚めるような走りを見せ、山岳賞ジャージを着る Piepoli の記録をわずか 1 秒塗り替える。

マリアローザの Di Luca は前半とんでもないスピードで追うけど、中盤で若干失速。最後に持ち直そうとするものの、Piepoli から 8 秒遅れてしまった。それにしてもザブからは 11 秒のアドヴァンテージ。

今大会の山場のひとつである山岳 TT を征したのは、エース Damiano Cunego (このステージは 38 秒遅れの 9 位で終えた) がいまひとつ奮わない Lampre - Fondital の Bruseghin だった。

マリア・ローザのポディウムジャージは毎回デザインが変わるな。今日はハーフジップだけど、Di Luca はキャップもアイウェアもとらずに器用に着る

Stage 14: Cantù - Bergamo, 192km

前日が山岳 TT、次の日が山岳最難関コースということで、1 級 2 級山岳があるものの、「脚安めの日」と云われていたステージ。でもフタを開けてみると、各チームのエース級が Liquigas を揺さぶる。最後の市街地の登りに入るまでに強力な逃げが決まった。
  • Paolo Savoldelli (ITA, Astana)
  • Eddy Mazzoleni (ITA, Astana)
  • Stefano Garzelli (ITA, Acqua e Sapone - Caffe Mokambo)
  • Gilberto Simoni (ITA, Saunier Duval - Prodir)
  • Ivan Ramiro Parra (COL, Cofidis - Le Crédit par Téléphone)
  • Fortunato Baliani (ITA, Ceramica Panaria - Navigare)
  • Paolo Bettini (ITA, Quickstep - Innergetic)
最後の登坂で攻撃をかけたのは Simoni。Bettini と Garzelli が追いすがるが、登りでは追いつかない。Simoni が登りきり、これは Simoni で決まりかと思われた矢先、Garzelli が強烈なスプリント、あっという間に Simoni を抜きさってゴールをしてしまう。エースとなるために今期コンチネンタル・プロに移籍した Garzelli。見事な GT 勝利。

んー、それにしても美しいお顔立ち > Garzelli 投げキッスゴールもよかった。

今回サヴォのくだりが観れたので満足♪

0 件のコメント:

コメントを投稿