New Toy

沼津 600 のリヴェンジで参戦するのは宇都宮 600。宇都宮は Japan Cup 観戦で何度か訪れたことはあるけど、自転車では走ったことがない。宇都宮 - 名取間はまったくの空白地帯。しかもひとりブルベ。

神奈川ブルベに参加していて、200, 400, 300 と回を重ねるに連れて顔見知りがふえてきた。距離は長くなるけど、PC や走行中に会話をするようになったり、協力したりで気分的には楽になってきた。

ところがいきなり他地区のブルベ参戦ということで、さらに心細い。

# どうやら yoko99 さんが参戦する模様♪

土地勘がない、路に不案内と云うわけで、機械に頼るのは不本意だけど、GPS を導入。ハンディ GPS の定番、GARMIN の eTrex LEGEND HCx。GARMIN は Slipstream のスポンサーでもあるしね。今年の Giro d’Italia のスポンサーでもあった。

自転車向けには Edge シリーズが軽くて薄くて、機能も自転車向けに特化されていていいらしいけど、専用充電バッテリーというのが長距離サイクリング向けではない。そもそも日本の代理店いいよねっとが扱っていないので個人輸入になってしまう。とにかくバッテリーライフがあって、コンビニでも補給できる乾電池駆動のものがほしかった。ハイエンド機種も同様の理由で選択肢から消えた。電子コンパス内蔵の Vista Cx とも悩んだけど、やはり同様の理由、バッテリーライフを最重視して HCx にした。

もんだいは 7 がマカーであるということ。2 年前に GARMIN が Mac OS X に対応を表明して専用ソフトウェアをリリースしているけど、漏れ聞こえて来る評判がよろしくない。実際に地図データは Windows マシンがないと Mac から GPS 本体にインストールできない。地図データを Windows マシンにインストールし、専用アプリケイションを用いて Mac ようにコンヴァートして、Mac からインストールする必要がある。また、Mac 用のソフトウェア Bobcat は Windows 用のものと較べて機能が縮小されている。ALPSLAB Route の GPX データもなぜか読み込んでくれない。ブルベのコースも、AJ 宇都宮がつくってくださったルートを見ながら Bobcat で手入力している。

好意的に見られるのは、Cocoa で書かれていてインターフェイスが Mac らしくなっていること。やぱつかっていて楽しくないとね。

はじめ HCx を Mac に繋いで Bobcat を起動すると、Bobcat が落ちてしまっていた。データの転送ができなくて難儀したけど、どうやら地図データを Windows から HCx にインストールしていたかららしい。Mac の Mapinstall から地図を入れなおしたら HCx が繋がっていても Bobcat は落ちなくなった。ところが Bobcat からルートやウェイポイントの転送はできるけど、HCx から吸い出そうとすると、同様に落ちてしまう。うーむ。

そしてウェイポイントやルート名が化ける。化けないものもある。おかげでパソコンの文字入力の容易さを享受できず、本体で再入力というハメに。この USB ポートにキーボードはつながらないのかなあ。てかここに各種入力デヴァイスがつながれば、夢が広がりそうなんだけど。せめてテンキーくらいは欲しいなあ。

自ら選んだイバラの路だ。なんとかしてやる。

今週末に 400 の試走をする予定。どこかで一泊して全行程。これで HCx のお手並みを拝見。

しかし Supercorsa (aka きりんさん) はなるべくシンプルに、なにもつけないで乗りたいなあと思っていたけど、ブルベに参戦するようになって、ごつい前照灯に尾灯、でかいサドルバッグに GPS と、みごとに仰々しくなってしまった。

ブルベ参戦にあたって追加したガジェットは、ぶじ SR が獲れたらまとめてみようかと。

# あーあ、云っちゃったよ。