Round Two (w/Mocha)

伊豆半島一周 2 周目ですよ。

このあいだの日記を読んだモカ姉さんが「私も走ってみたいっ」ということで伴走。masa さん設立の伊豆半島一周倶楽部のレギュレーションは、「単独走」。女性に限定ルールでは

1. "伊豆半島"の日没から日の出までは男性または女性の伴走者をみとめます。
2. それ以外の時間は休憩時間を含めて単独とします。

となっている。レギュレーション 2. に抵触してしまうけど、まずはあの素晴らしいロケイションを走ってもらいたいということと、モカ姉さんの希望により終始伴走。masa さんの薦める単独走のむこうにある感動は重々承知のうえだけれども。

前回はすべて自走。Door to Door で伊豆半島一周をして 450km を走りきったわけだけれども、今回は東京駅で待ち合わせて茅ヶ崎まで輪行。なにやら午前中は 80km ほど走ってきたとのこと。夜通し走って 320km のまえに 80km 走ってきたとかさすが変た (ry

22:00 出走の予定だったけれども、出走まえの補給をデニーズでとっていたら混んでいるわりには配膳が 2 人だけと少し手間取る。と、C マークで記念撮影をしようとデジカメを取り出したところで、しっかり充電してきたにもかかわらずバッテリーライフを誤認識。「充電してください」とか宣いやがる。よって以降はケータイで撮影。とほほ。セブンイレブンのレシートのタイムスタンプは 22:22。ゾロ目スタート。

ナイトライドは日中とちがって気温が低くて走りやすい。ところが湿度はそうはいかない。空気は重く湿っている。

前回 7 は熱海で 1 回目の補給をしていたけれども、モカ姉さんにきくと「まだだいじょうぶー」。たのもしいw　さすが変た (ry

網代をすぎて宇佐見へ向かう途中のセブンイレブンでそろそろボトルの中身が寂しくなってきたので補給休憩。その後、道路の右側で犬のような動物が複数頭いる気配。ガサガサっと音を立てて薮のなかに消える。そして「フーッ、フーッ」とうなり声。ええ、もちろん怖くて逃げ出したかったけど、モカ姉さんを置いていくわけにも行かずじっとガマンしてましたよ。

そして伊東をすぎて川奈手前の分岐では前回同様 K109 へ。いきなり街灯がなくなり真っ暗闇に。ヘッドライトに浮かび上がる人影。散歩中のおじいちゃんでした。その直後に上半身裸、生白いひょろっとした人影がヘッドライトに浮かび上がる。眼鏡をかけていて、こちらのヘッドライトの光が反射して表情がよくわからない。ぼーっと突っ立って、こちらをじーっと見つめる。もうね、ほんとうに声が出そうなくらい怖かったですよ。ゾクゾクきましたよ。いや、むこうにしてみたってこんな時間に自転車が通るとは思わなくて物珍しくて見つめていただけかもしれないけれども。思わず「怖ええええ」と声が漏れましたよ。聞こえたかもしれないw

そのあとはモカ姉さんが怖い話をしようとし出すし、もうね、勘弁してくださいよ。怖くないふたりで夜間走のはずなのに、なんで余計怖い思いをしなくちゃいけないんですかw

ふと空を見上げると満天の星空。街灯の少ないところを探して立ち止まり、ふたりライトを消してしばしみとれる。こんな近いところでこんな星空が見れるなんて。写真に残せなかったのが残念。

R135 にもどり、稲取をすぎたところでセブンイレブンによってトイレ休憩。ふと見ると、コンビニまえの駐車場でモカ姉さんがあり得ない体勢でストレッチ中。さすがベリーダンサー。身体がやわらかい。そしてじょじょに東の空が明るくなって、河津で夜が明けた。

眠くなりながらも下田までがんばる。ジョナサンで朝食後に 30 分ほど仮眠。ローソンをチェック後西伊豆へ。南風だからこれから楽になるはず。と、そのまえにレギュレーションの石廊崎へ。石廊崎神社の参道もクリアして灯台の撮影。

あいあい岬の撮影も済ませてマーガレットラインに入ると、えらくガスってきた。視界も悪いし、ただでさえ湿度が高いのに、さらに空気は重くなる。汗で湿ったジャージがなかなか乾かない。登りでは汗で湿ったジャージですら重く感じる。

前回はスタートが遅かったことで寄れたネパールカレーティハール。今回は寄れないだろうなあと思っていたら、なんと今日からサマータイム営業ということで、営業時間が通常 10:00-18:00 が 9:00-19:00 になっていて、入店することができた。お店のお母さんも覚えてくれていた。「今日はお友達を連れてきました」と云ったらよろこんでくれた。とはいえ早い時間だったのでカレーは注文せず、7 はベーグルのサンドイッチ、モカ姉さんはプリン、それぞれチヤをいただいた。二輪で来店の客はドリンクから ¥50 引きは前回書いた通り。と、なんと女性のライダーは食事、ドリンクがすべて半額とのこと。その場では気づかなかったけど、補給食をテイクアウトすればよかったか。

雲見温泉まで降りてくるとようやくガスが晴れてきた。午前中は曇りがちだったけれども、西伊豆の町々にある海水浴場は意外とにぎわっていた。おかげで目の保よ (ry

景色は残念だけれども、曇りのほうが照りつけが少なくて走りやすい。ところが日が射してきましたよ orz　気温も上がりはじめ、ボトルの中身の減りも激しく、コンビニストップが増えてくる。

土肥でお昼になったので、道の駅のお食事どころでランチ。ちょと高かったけれども定食を注文。と、カウンターに並べられているお惣菜はすべて料金に含まれていて、バイキング形式で好きなだけ食べられるとのこと。これならずいぶん安い。7 は金目の煮付けをいただいた。



道の駅を出ると、すっかり晴れ上がっていた orz　暑い…。汗がボタボタと滴り落ちる。保冷ボトルの氷水で身体の外からと中から冷やしながら K17 を走る。

戸田のヤマザキストアでたまらずアイス休憩。ガリガリ君がない orz　カップのかき氷でお茶をにごす。

三津の町に入ったころから渋滞がはじまり、R414 に入ったときにはちっとも進まなくなっていた。ここはいつもそうなんだろうね。

沼津市街のファミリーマートでコンビニチェック後、三島 R1 上のサイゼリヤで箱根峠を控えて大休止。モカ姉さん箱根登坂は初めてだそうで。関東在住で初めて箱根を登るのが三島側ってひとは珍しいんじゃなかろか。緩い登坂は得意らしく、いいペースで登れた。雨が降り出して雨具を取り出したり、眠気覚ましのガムがポケットからなかなか取り出せなくて足をついた以外は。雨は一時的なものだったけれども、ノアポンさんがおしえてくれた通り山頂付近はずいぶんガスっていた。またか orz　そしてすっかり日が暮れて、モカ姉さんが初めて見た (?) 芦ノ湖は暗闇の中だったw

ゴールまでは保つと思っていた GPS の電池が切れ、ボトルの中身も空になっていたので、芦ノ湖のセブンイレブンにチェックイン。と、時計を見ると 20:00。くだり基調とはいえゴールまで 40km 残っている。24h ゴールがヤバい。この時点ではモカ姉さんにはこのことは伝えず、暗く視界の悪い R1 を慎重にくだる。

小田原までくだりきったところで時間がヤバいことを伝え、しっかりついてきてもらう。西風も手伝ってくれて好調。R134 の渋滞もあったけれども、サザンビーチのセブンイレブンのチェックは 22:10。辛くも 23h48m でゴールさせることができた。と、前回お出迎えにきてくれた akira さんがまたもミニヴェロでお出迎えにきてくれた。やっぱり誰もいないところにゴールするよりもうれしい。写真も撮ってくれた。

C to C
出発時間	7/18　22:22
帰還時間	7/19　22:10
グロス時間	23:48
走行距離	327.53km
Door to Door
茅ヶ崎まで輪行のため記録なし

GPS ログ

モカ姉さんはレギュレーションに抵触しているので記録なし、参考記録となったけれども、伴走者の 7 もルールにより記録なし。前回下田のローソンのレシートをとりそびれているので、やり直しがせまられているのだけれども、Round Three はいつになるのかなあ。