というわけで約束をドタキャンされた日曜日、陽気に誘われて 246 の排気ガスにもまれながらペダルを踏んで、小河原政男イラスト展 @mont-bell クランベリーモール店に行ってまいりました。
やぱ印刷は原画の迫力にはかなわないね。オープン間もないのに、すでに何点かは売約済みのシールが貼られていた。実際にツールを追いかけたときに使われた自転車とキャンプ道具や、キャップに集めた各選手のサインなんかも展示してある。と、フレームを見ると、DAISUKE IMANAKA のネームが。今中さんから卸値で譲ってもらったとのこと。
ちょうどご本人が会場にいらして、とてもフレンドリーに話しかけてくる。ご本人も選手の話ができるひとと話すのは楽しいみたい。少し話し込んじゃった。
- 若いころのほうがディティールにこだわって描いている
なるほど、メカなどは詳細に描かれている。山岳ステージで右側をデュアルコントロールレバーに、左側をブレーキレバーにセッティングしている選手なども、描き分けられている。 - 最近のは風景画ぽく描いてる
「若い頃」とおっしゃっていたころの絵はひとりの選手にスポットがあてられていることが多いけど、最近の絵はレース全体やレースにまつわる風景を描かれている。 - ツール中は写真を撮って、ラフを描くぐらい。日本に帰ってから仕上げる
これは描いてもらわねば!! と、誰を描いてもらおう? いままでは誰が好きということはなくて、「みんながんばれ」的な観戦のしかただった。でもここ 2 年くらい Jens Voigt が好きなので、Voigt にしようかと思ったけど、絵にするなら、と TT ポジションが美しい Dave Zabriskie を TT バイクに乗せて DH ポジションで、とリクエストを出した。と、資料をパラパラ。CICLISSIMO のFränk Schleck が TT バイクに乗っているページを開く。なるほど、こうやって描くのね。でできたのがこれ。をお〜、素晴らしい (ちょとザブやんにしては色黒なような気もするけど)。家宝にします。
と、云うわけで、描いてもらうつもりのひとは、資料持参がよろしいかと。それから小笠原画伯は平日はめったにいることはなく、週末のほうがいることが多いとのこと。
- 白いジャージは描きづらい。水彩だと白は着色しないから (直前に描いていたのは FASSA BORTOLO 時代のペタ吉)
- いちばん描きやすいのはフィニョン。眼鏡描いてポニーテール描けば、あとはどう描いてもそれっぽく見えるから
- いままではランスのリクエストはなかった。当たり前すぎてリクエストしないのかも
- 今日描いたのは、マヨ、フィニョン、カンチェラーラ (これもアルカンシェルだったから描きづらかった)、ペタッキ、ザブリスキー
- 今日は失敗はなかった♪
追記:
あわわ、ゆるコミさんからリンクしてもらっていました。いつもお世話になってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿