例のごとく睡眠時間は確保できず。帰宅したのが 22:00、寝床に入ったのが 23:00、起床は翌 2:00。強めのコーヒーを煎れ、トーストにスライスしたバナナをのせて、おおめのハチミツ、シナモンシュガーをかけてほおばる。いつものロングライドの朝食。

ちょうど中間地点の上馬のナチュラルローソンで姫をひろう。んー、ピンクがよく似合う。姫は Mostro 着用。はやってるなー。246 を姫を牽いて走って、ちょいと早めに青葉公会堂に到着。とはいえ、すでに数十人のランドヌールがすでに到着していた。

まもなく馬車も、本日二頭立てのもう一頭、久翆さんもあらわれて受付。顔見知りにご挨拶。するとブリーフィング開始。90 人の参加とのこと。昨年は 40 人だったらしい。この人数のため、スタートを整理番号順にしたらしい。倍増である。上沢 S 後、最初のトンネルにシークレットポイント。トンネルの標識に書かれている山梨県知事をこたえなさいとのこと。





日蓮入口の交差点で甲州街道を外れ、雛鶴峠へ向かう。ここからは初めて走る路。相模湖に架かる橋へグッとくだって、グッと登る。ここで久翆さんがアタック。負けじと追いすがるも、ペダルが外れてしまった。と、ここで右への分岐を見つけて、こちらかと思ったら rie さんたちに「ちがうよー、こっちだよー」と嗜められる。本日 1 回目のロスト未遂。ここから rie さんたちは先行していたものの、正しい分岐で我々を待っていてくれた。ありがたい。
本格的な登りがはじまると、久翆さん、7 の 2 頭の馬は馬車を置いてあそびに行ってしまうw T 字の分岐で自販機を見つけて久翆さんは給水。7 はコーラをゴクゴク。そのあいだに何人もがスルー。姫も追いついた。あれ? chicoryn は? と思ったところで chicoryn 通過。「馬がいなくなっちゃうんだもんー」と不平をぶつけるも、楽しそう♪ 7 がコーラを飲み終わると、追撃開始。姫、chicoryn、rie さんを含む何人かをパスする。と、あれ? 久翆さんがついてこない? どっか具合がわるいのかなーと様子を見ながら登っているあいだに峠のトンネルに着いてしまった。
「たれちゃったよ」。なんと、久翆さんよりも先に着いちゃった♪ 「ヘルメットのライトを投げ捨てたくなったよ」。いや、それだけおおきなのをつけていれば…。7 のヘルメットのライトは軽量の部類に入ると思うけど、だんだんその重みを感じてきた。そういえばバイクもライトも重量級。7 の鉄バイクよりもずいぶん重いはず。そっかー、ハンデをつけてくれていたんだね。
ほどなく chicoryn 到着。相模湖からここまでは車も少なくていい路。また来たい。トンネルを抜け、PC2 セブンイレブン都留井倉店へグッとくだる。意外と疲れていたらしく、セブンイレブンの看板が見えるとホッとした。PC2 ではブルベ参加者以外にも外人のサイクリストがいて、7 の Cinelli に反応していた。と、彼のバイクを見に行くと、彼のも Cinelli MANMACHINE。話をきくと、ほかに Cinelli を 2 台所有しているとのこと。
ここで TEAM MOGMOG のジャージのデザイナー、ALEX* さんとお会いできた。
少しまったりしすぎたけど、出発。少し走ると禾生駅前に出た。青葉 200 でお昼にしたおにぎり屋さん、おむすびのおおみやの前を通過した。そうか、PC2 はチェックだけして、ここで補給してもよかったんだね。
甲州街道に出て、笹子峠に向けてだらだら登る。ここはトラックが多いから 3 人かたまって。とちゅう chicoryn が笹子トンネルに入る前にヘルメットの尾灯をつけたいからどこかで停まってくれと指令。トンネル直前に旧道との分岐があるからそこでもよかったんだけど、ふたりに見せたいものがあったのでもちょと手前の笹一で停車。




久翆さんはえらく気に入ってくれた♪
去年、夏と秋にここに来たときには等身大のラオウがあったけど、撤去されてしまった模様。


トンネルを抜けると、甲府へ一気にくだる。とちゅうぶどう畑を眺めながら、昨年の夏を懐かしんだ。chicoryn は感慨深げに「こんなところまで来ちゃったんだ」と。
平坦区間に入ると立体交差が多いけど、今朝のブリーフィングであったように、軽車両進入禁止の標識を見落とさないようにして、まちがえて侵入しないように注意を払った。
しかし笹子を越える前あたりから、いままではちょくちょく追い越したり追い越されたりしていた他のランドヌールにまったく出会わない。竜王までは甲州街道 1 本なので、間違いようがないはずなんだけど。と、竜王手前でやっとふたり組のランドヌールに追いついた。
竜王立体を左折してしばらくすると、ポツリポツリときた。どうやら chicoryn と鰍沢に近づくと降られるらしい。と、釜無川をわたる橋に後輪のないワンボックスが停まっていて、運転手らしい男性が電話をかけていた。脱輪だろうか? こえー。

重くなってきた腰を上げて走り出し、バイパス下の R52 に出たところでえらい向かい風。ただでさえ平坦の直線が苦手なのにこれは堪える。と、先行する男女ペアを見つけて、これ幸いと後ろにつかせていただく。男性はつねに女性の前に出て安定したスピードで風よけになっている。うーむ、本来はこうあらねばならないのだが…。この男性、のちに chicoryn がみっけて、自転車ログの yoko99 / ゲツメンさんと判明。ある程度休ませていただいたところで、前に出る。
上沢 S 以降は本栖みちの長い長い登り、本栖湖までコンビニなどの休憩ポイントはないとのことで、手前のローソンでひとやすみ。ここは沼津 400 の帰路でも利用した。ここでも TEAM MOGMOG の方がいらしていた。富士ヒルクライムに向けて自主練なのだとか。ここまでの富士川沿いの平坦区間で向かい風にやられてだいぶへこたれた。だれた身体に鞭打ち、えいやっと本栖湖を目指す。
と、常葉バイパス南の交差点でまたもロストしそうになる。ここは右折が正解。キュー・シートにはなかったけど、先頭を走っていて表示を見ていなかったオレが悪い。


ここからは山伏峠まで少し登って、あとは道志みちをガツンとくだるだけ。ところが登りのとちゅうで降り出してしまった。そして襲いかかる睡魔。ただでさえくだりでは必要な集中力が切れそうで、とちゅうで路肩に自転車を立てかけて少し休む。これがよくなかった。走り出してリアがパンクしていることに気づいた。自転車を立てかけた路肩がすこし汚れていたのが気になったけど、かまわず立てかけたしまった。おそらくそこにあったゴミをタイヤが拾ったのだろう。冷たい雨の降りしきる暗闇の道志みちでパンク修理。次々と降りてくるランドヌールたちが心配そうに声をかけてくれる。これだけでもずいぶんありがたいけど、パンク修理つきあってくれた chicoryn にはほんとうに感謝だ。
青山の交差点に出ると、すこし元気が出てきた。青葉 200 のまえに 2 度も試走し、当日も走って今日は 4 度目。もう慣れた路だ。この間も何人かのランドヌールたちとお話をした。ブルベも終盤に差し掛かると、お互いに声を掛け合ってくるような気がする。本人たちは意識していないのかもしれないけど、ゴールが見えてきて、なんとなく励まし合っているように見える。この雰囲気が好きだ。
津久井青山店では、ほとんどのランドヌールはまさにいま出発しようとしているところ。我々が出発するころには、 4 人の小集団となりった。先頭はゲツメンさんと相方さん。新小倉橋で右車線に入るのを相方さんが躊躇しているところで 7 が chicoryn の指示で前に出る。ここからゴールまで 7 が牽くことになる。街中にはいったとはいえ、疲れからかハンドサインのタイミングがむちゃくちゃになっていた。この小集団の方々にはたいへん迷惑をかけてしまった。ロストすることはなかったけど、まちがえてハンドサインを出してしまって chicoryn に嗜められる場面が何度かあった。

chicoryn は沼津 400 よりもキツかったと宣っていたけど、オレは沼津 400 よりも楽しかった。スタッフのみなさま、いっしょに走っていただいたランドヌールのみなさまに感謝だ。
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今週末は BRM531、沼津 600。これを走りきれば Super Randonneur、いわゆる SR を獲得。とりあえず一区切り。馬車を牽く力強い馬車馬のように見えるけど、じつは励まされながら (鞭打たれながら?) 走る気弱な馬です。序盤と終盤の富士川からゴールまでの平坦区間が憂鬱です。無理せず完走を目指します。これが終わったら、ふつうのサイクリングがしたい。天気のいい日に時間に追われず、景色のいいところを眺めて、美味しいものを食べて、温泉につかって、帰りの輪行でビール呑んで。
こんばんは。
返信削除なんか過分に紹介されていて照れます。
この日は寒かったのであまり休まず走ってましたがいつもは休憩が多いと評判です。
馬車を引いての長距離、ご苦労様です。人のペースで走るのは大変と思います。
今週末、頑張って下さい。
私はちょっとまだ参加できるか不明です。
わあ♪ コメントありがとうございます♪
返信削除> 馬車を引いての長距離、ご苦労様です。人のペースで走るのは大変と思います。
いえ、じつは chicoryn のおかげでオーヴァーペースにならずにすんでいるんです。chicoryn は 7 のリミッターなんですw
> 今週末、頑張って下さい。
はい!! ありがとうございます!!
明日は東京駅まで自走して、新幹線で行くつもりでしたが、天気が微妙なので輪行袋につめちゃいました。