日付は変わってしまいましたが、2012 年 11 月 8 日 19:59、3510g の大きめの男の子が元気な産声をあげました。当初は女の子ともいわれていましたが、まあ立派なもんです。
予定日は 10 月 29 日、じつに 10 日遅れ。産院は予定日から 1 週間超過すると自動的に入院させられ、陣痛促進剤による処置をする方針。促進剤をつかっても 4 日目でやっと陣痛がきたという例があると他人ごとのようにきいていましたが、自分のところがその例に入ってしまいました。
自然分娩をつよく希望していた妻にはたいへんなプレッシャーだったと思います。よく我慢しました。
4 日目の夕方までに強い陣痛がこなければ帝王切開の可能性がかなり高いと聞かされていましたが、16:00 ごろ「激痛が来た」とメイル。ちょうどそのころお袋がお見舞いのため産院に到着。連絡係をかってでてくれました。お産は日付が変わってからだろうという話だったので、のんびりかまえていました。18:00 まえに職場を離脱。同時くらいに破水。18:30 ころ産院着。助産師さんから「21:00 までには生まれるでしょう」と急展開。「立会いますか?」ときかれ「もちろん」と即答。分娩室に入ってから 1 時間、予定日からずいぶん待たされましたが、母子ともに健康、無事に生まれてきてくれました。
妊娠がわかってからも強いつわりもなく、とても順調に経過していました。妊娠がわかったのは入籍直後だったのですが、入籍翌日にはおなかに赤ちゃんがいるにもかかわらず BRM226 アタック安中 200km を夫婦で走ってしまっていました。
入院してからは予定日を大幅に超過していることや、今後の処置について不安な表情を見せることが多くなっていた妻が、分娩がおわってみると血色はよくないもののとても穏やかな表情をしていたのに救われました。よくいわれることですが、夫にできることはほんとうに少ないです。ただただそばにいてあげて、希望をきいてあげることだけです。
昨日までは他人の子ばかりだった新生児室をのぞいてみます。ふつうの親なら「うちの子がいちばんかわいい」とか曰うとこなのでしょうけど、「うちの子がいちばんでけえ」。
その日は病院に泊まることはできず、帰宅しました。3 人家族で暮らすには谷中の部屋は狭かったので、8 月に引き払って大森に住まいを移しました。ひとりにはちょと広くて寒いですが、息子の足形を肴にしてひとり祝杯をあげます。
ホッとしましたが、ようやくスタートラインに立ったところです。親としての夢は家族でフレッシュのチームを組むことですが、この子が自分で見つけた興味のあることを応援できたらと思います。
応援してくれたみなさま、心配してくれたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
ご無事のご出産おめでとうございます。
返信削除ご家族でフレッシュですか…イイですネェ~。。。
子は、親の思う様にならないのが常です(^^;
海豚さん
削除ありがとうございますっ。あくまで希望ですよん。どんなものに興味をもつか、いまからたのしみです (^^