2013-02-17

リキさんと甥姪と子育てのこと

先週亡くなった実家のわんこ、リキさんが 14 日に葬儀を終えたということなので、手を合わせに実家に行った。リキさんは、もともと実家の近所に住む老夫婦の飼い犬だったけれども、ご夫婦が施設に入られるということで引き取ったわんこ。実家に来た時点ですでに 10 歳。とても賢い柴犬で、ふだんの散歩でも前のルートを覚えていたらしく、途中とちゅうで前のルートに戻ろうすることがあったらしい。もとのご主人の人柄か、躾もゆきとどいていたとのこと。そんなリキさんも晩年は痴呆がはじまり、徘徊や無駄吠えがあった。そんななかでも妹をはじめ、実家の家族にはたいそう愛されて、幸せな生涯だったんじゃないかな。

今日は家族を代表して俺だけで実家へ行った。と、弟の子どもたち 4 人が遊びに来ていた。上は 10 歳、下は 3 歳の姉弟だけで来たとのこと。

以前から母親(彼らからしたら祖母)から「あの子たちは親がいないところでは豹変する」と聞いていたけれども、今日初めてその姿を目の当たりにした。弟もその嫁もわりと子どもたちを厳しくしつけており、正月などで集合しているときは 4 人とも比較的いい子にしているので、ゆきとどいているなー、うちはあんな風にできるのかなー、なんて思っていた。ところが今日会った彼らはフリーダムそのものw まー子どもらしいこと。

躾の難しさを目の当たりにした。いくらじぶんの目の前では満足いっているように見えても、目の届かないところではそうでもないことがあり得るのだと。「うちの子に限ってそんなことをするはずがありません」と言ってしまう親がいるのも、いまだったらよくわかる。

我々は先輩に恵まれている。いろいろな例を前もって見させてもらえるだけで覚悟ができる。子育てにはきっと正解なんてないのだろうけれども、どんなことがあっても凹んでなんかいられないということが前もってわかったのは収穫である。

帰り際に末っ子(17kg)をハンドルバーに乗せて走ってみた。数メートルほどをおっかなびっくり。まつみさんを乗せて疾走できる Stijn さんハンパねーな。

往路は R15 → R1 だったけど、復路の R15 は六郷橋の車道が自転車走行禁止なので R1 で。千鳥町からはこのあいだナカさんの大森カーレオフでおしえてもらった池上通りの裏道で。狭いけど信号も少ないし、バスも通っていないし、路面店がないから車の出入りもないので快適。いい道をおそわった。

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