2007-03-12

Dream Girls

例によって 1 週間前の日記を書く。

前々から観に行きたかったのがタイミングを逃して観に行けず、このまま「観に行きたかったけど行けなかった映画リスト」に載るところだったけど、chicoryn さんの日記に触発されてえいやっと観てきた。

朝一の回に観に行ったにもかかわらず、会場は結構なお客さんが入っていた。さすがアカデミー賞直後の週末。

Beyoncé まぶしすぎ。序盤はあか抜けない No.2 の役のハズがその輝きが漏れていた。ええと女優としては初めてじゃなかったよね。たしか Austin Powers とか Pink Panther にも出ていたはず…、と IMDb をゴニョゴニョ。女優も本格的にやるのかなあ。最後に「いいコ」になってしまったのが残念。Destiny’s Child の Beyoncéもソロの Beyoncé Knowles もいいコで通ってしまっているので、女優も本格的にやるのなら、悪女や汚れ役もできると演技に幅ができるんじゃないかなあ。Dream Girls の Deena Jones はほぼ Beyoncé Knowles 本人だった。

さて、アカデミー女優、Jennifer Hudson。もう、口を開くたびにビリビリ震える。人類が初めて手にしたであろう楽器、「声」。そのチカラを余すところなく見せつけた。Beyoncé はパフォーマンスや音楽プロデュースには秀でているけど、自身のもつ声にはいまひとつ力強さがない。そういった意味で “Dream Girls” のキャスティングは Anika Noni Rose を含めて大成功だと思う。

Jamie Foxx はホント素晴らしい役者だと思う。役者馬鹿タイプじゃなくて、才能で演技している役者だね。

映画はソウルミュージック賛美だったけど、ディスコヴァージョンの One Night Only のほうが好みw

ミュージカル映画を観るときはいいサウンドシステムのある劇場で観るべきだと痛感した。日劇のは悪くないんだけど。サラウンド系の臨場感はバッチリ出ていたと思う。映画のサウンドエンジニアの腕もあるんだろうけど、ホントにライヴ会場やコンサートホールにいるみたいだったし。でももちょと「芯」のあるサウンドシステムのあるところで観ればよかった。

エッジの利いた映画に戸田奈津子氏の字幕はちょと野暮ったいような気がする。

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